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Flex 事始め その0?
2010-01-07 (木)
カテゴリ:ActionScript, Flash, Flex3
相変わらず寒い日が続いていますね。中村でございます。
弊社では去年からFlexでの開発に力を入れていますが、
- 「それはWebの技術なのか?」=Airのイメージが強すぎる
- 「ってか、Flashで良いじゃん!」=ごもっとも。AdobeもFlashって言う名前に統合します。が!違うんだ!
- 「いや、PHPで良いし」=コレは誤解!
- 「HTMLとJSで良いし」=コレも誤解!
- 「SilverLightがあるから良いモン!」=Macユーザーは置いてけぼりですか?
と言うお言葉がまだまだあるようなので、コレを払拭していきたいなと。
もっと言えばFlexを広めていきたいなと。
なので、誰に頼まれた訳でもないんですが、ちょっとしたFlex講座。
WCANで楽だって話もしたんで、そのフォローも含めてお話しします。
それはWebの技術なのか?
システム開発用の技術。確かにこの認識に間違いはありません。
ですが、Flexと言う技術そのものが何をするのかをご理解頂ければ、ここのところの誤解は多少解けるかもしれません。
そもそもFlexとは、SWF(Flash Playerで実行可能なファイル)を作る物なのです。
Flash PlayerがWebと言う環境で磨かれ、通常はWebブラウザのプラグインとして動いて来たため、Webに特化した機能がいくつもあります。
また、Flash Playerの性能を余す所無く使い切る為にはActionScriptが必須ですが、ActionScriptを利用するSWFの開発環境としてはFlexがもっとも効率的なのです。
従って、Flexは「Webに特化した技術である」と言えると思います。
ってか、Flashで良いじゃん!
FlexとアプリとしてのFlashの違いについてもよく質問されます。
Flashは本来タイムラインアニメーションを作る事に特化したアプリであり、ASも元々タイムラインアニメを色々と制御する事が目的でした。
所がFlash Playerの性能がどんどん上がるにつれてASも徐々に進化し、タイムラインアニメの制御だけではもったいなくなってきた。
じゃあ、ASの編集に特化したSWF作成環境作ろうぜって言うのがFlexなのじゃないかなと。
現にFlashでのAS開発ってものすごい大変なんですよ。プログラムエディターとしては申し訳程度にしか機能が付いてないので、タイムラインの制御挿入には十分ですが、ちょっと手の込んだもの作ろうとするとかなり大変。アプリケーションっぽい物作ろうと思うと、かなりの労力と工夫が必要です。
Flashはあくまでアニメーションに特化した物であり、Flash Playerで動くアプリを手軽に作るにはやっぱりFlexとなります。
いや、PHPで良いし
PHPは元々サーバ側でHTMLを生成するための技術でしたが、サーバサイドテクノロジーであるPHPもものすごく進化しています。
・複数のユーザーからの命令を個別に処理して対応する
・保存された資材(データベースや画像素材)を柔軟に活用できる
Webサーバのこれらの利点を手軽に利用したい。PHPの進化理念はこの部分にあるのではないかと。
で、PHPはあくまでサーバの中で動く物なので、サーバ内に保存された各種資材を整理、統合、活用する事に集中させた方が効率的で、実行結果としてのHTML生成にパワーを使わせない方が良い気がしませんか?
全ての負担をサーバサイドに任せるのではなく、整理、統合結果を判りやすくアウトプットする役目は、クライアント(要は皆さんが使ってるパソコン)に任せても良い気がしませんか?(勿論諸手を挙げて賛成とは行かない部分もあります)
そう、PHPとFlexはそれぞれ役割を切り分ける事が可能なのです。と言うより、Flash Playerはどう頑張ってもサーバを動かす事は出来ません。
サーバ=PHP
クライアント=SWF
この組み合わせって、実はとっても理想的な組み合わせなのです。PHP得意な人にこそ、Flexつかってほし~な~
HTMLとJSで良いし
これまたその通りなんです。何故かというとSEOと言う部分があるから。
GoogleによるSWF内のクロールは既に始まっていますが、さりとてHTMLにはどう頑張っても敵わない所は否めません。
なので、検索対象となるページに関してはHTMLで作り、メールフォームやアンケート等、ユーザビリティを配慮しつつ間違いがあってはいけないコンテンツはFlexで、アニメーションはFlashでと言う布陣がやっぱり望ましいのです。
バナーローダーやRSSリーダー程度なら、Flexが一番良いと思うのですが、いかがでしょう?
また、環境依存度が低いのもFlexと言うかSWFの特徴の一つ。習得の時間はあれども、いったん基本を掴めばHTMLベースで作成するよりも短期間で出来るのも大きな利点だと思います。
とまあ、なんでもかんでもFlexでという気はありません。Flexが一番輝く場所を知ってもらいたい。その一心です。
なので、次回からは簡単な使い方や導入の仕方なんかを備忘録代わりにここにあげていくつもりです。
興味のある方はFlexBuilderの体験版をダウンロードして、待っててください!
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